2010年10月24日日曜日

入浴健康法 湯治の期間と入浴・飲泉方法

癌細胞の消滅を期待するのであれば、最少日数でもでも9日が必要である。出来れば15日間の湯治をお勧めしたい。これで検査数値がガラリと変わるはずであるが、実はここからが大変である。
癌を消滅させる為の湯治スケジュールを長期にわたって考えなければならないからである。癌をはじめとして、難病の部類は短期間で治るほど簡単ではない。西洋医学でさじを投げられて、頼るところは玉川温泉しかないということであれば、なおさらである。
湯治の仕方が甘いと、効果はあまり期待できないし、過酷な我流の湯治でも荒行苦行僧の苦しみを味わうことになる。どの様に自分流に取り入れるかが問題である。残念ながら100%完治すると言う保障は出来ない。神のみぞ知るである。
悪性リンパ腫で余命半年、医者に、もう打つ手はありませんと言われた、末期の癌患者になり、自分で思うように動くことの出来なかったS氏の場合は2002年から1年目が玉川温泉で270日の湯治。2年目が230日、3年目が200日という風にして、まさに過酷なまでの闘病生活を送って奇跡の復活、生還を果たし、今年(2010年)で9年間で1200日の玉川湯治という。見た目にはとても元気でそのような体験をされたという風には見えない姿で我々に勇気と希望を与えてくれる。
源泉100%の入浴は刺激が強すぎて、長時間は入浴が困難である。入浴は5分入って5分休むというのが基本であるが、カラダをお湯になじませて15分入って数分間休み、又15分入る。1度の入浴で15分入浴を3回行う事で1セットとして45分の入浴になる。これを1日3セット行う。癌が治った方のほとんどの方は1日の入浴時間の合計が2時間以上、源泉100%に入っているという。当然の事ながら、玉川温泉独特のブツブツ湿疹肌が出てくる。イタ痒いというのが表現としてはぴったりかも知れない。


※S氏の場合は最初はガムシャラに1日の合計入浴時間が6時間にも及んだという。悪性リンパ腫は玉川温泉は強酸性泉の為、入浴の時に猛烈な痛さが伴う。痛さとの戦いなのだ。意識モウロウとなって激痛に耐えていたという。荒行苦行の行者の如くやれるのは、死を覚悟の行為でもある。余命数か月という死の恐怖と戦い、53歳で死にたくないという強靭な精神力が支えてくれたのか、奇跡的に生還できた。体中にブツブツの湿疹だらけで赤くはれ上がり、2~3センチ程のオデキ状になり噴火の穴があいて中が見えるのではと思うような湿疹かぶれのようになった時もあったという。腿がザックリ割れて、膿がパンツをビショビショに濡らすほど出たと言うのだ。残念ながら、修行僧の様な、この異常な迄の入浴方法はお薦めできないが、死ぬか生きるかの選択は本人しだいなのだ。仕事を休業しての経済的な負担もある。健康さえ取り戻せば、またやり直せるという、徹底した集中湯治でもある。


危険なのは、このような無茶苦茶な湯治法をして、浴室で倒れたり、体調を崩して、救急車で運ばれる人も沢山いる、亡くなられる方も現実にいるのである。病院まで温泉からの最短距離でも1時間はかかる場所である。湯治はやればやるほど良い訳ではない。


逆効果な場合もあるのだ。早朝と寝る前の夜に集中してやり、日中は気分転換の岩盤浴に出かけたり、ゆったりとカラダを休めて体力の回復を取り戻す時間であり、リラックスさせなければならない時間である。湯治をやりすぎて、体調を崩す人も多くいる。一般的に、これを湯当たりと言う。疲れ果てて、食欲が落ちて、まぶたが重く眠いのだけど、眠れないなど2から3日続く。
玉川温泉は強酸性泉の為。カラダに痛い温泉である。カラダに刺激を与えて疾患部位を復活させる、ショック療法の温泉でもあるのだ。皮膚表面を湿疹状にして、いためつける事で、免疫力を活性化させる。カラダが発熱してくる事で低体温体質を回復改善させる事が出来るのである。
だから、1日中刺激を与え続けても、ダメなのである。お腹一杯になった所にもっと食べろと言っても無理なのである。ショックを与えたら、リラックスタイムを効率よくとる事で、カラダにも精神的にも、やる気が起きるように、いかに切り替えるかが最も重要なのである。病気で体力を消耗している上に、更に過酷な修験者の荒行の様な入浴方法は危険が伴うのである。
病気の症状や体力は年齢やその日の体調で10人10色。100人いれば、100通りの入浴方法があるのだ。
玉川温泉と言う温泉をいかに自分流に合わせる事が出来るかを身をもって感じ取る事が必要である。カラダを鍛える事も、痛みに慣れる事も自分の皮膚を通して、自分に何が必要なのかを学びとる事が必要である。3年間集中湯治が必要である事は確かであるのだが?。カラダが治ろうとするスイッチが入るタイミングが難しいのだ。それでも末期癌から生還する人がいるのだから玉川温泉は不思議な温泉である。

若い人ほど癌細胞の進行は早い。放射線療法でも2~4週間の集中治療が必要であるという。自然エネルギーを取り込む湯治療法は当然のことながら時間がかかる。21日集中湯治が効率良いと言われるが、長期休暇を取れる人は、ごく限られてくる。経済的な負担も、失職のリスクもある。
しかし命が無くなれば、人生は終わる。自分で命の洗濯&選択をする覚悟が必要である。玉川温泉で100%治る保証は出来ないが、頑張る人には必ず良い結果の快復・改善は期待できる温泉であると言う事は出来る。それでも自己責任の決断が必要であるのだ。湯治仲間の大ベテラン達から教えを請う事が必要である。


最先端医療の大病院でも完治する保証はしていないのだ。癌病は親族の配慮から本人に知らされずに密かに治療が行われる場合が多い。病気全般に言えるが、本人が治そうと真剣に病気と向き合わなければ治療効果も遅れる。


湯治=闘治でもある。一般的に3日目から4日目ごとに疲れが出るなど体調の波が上下するので、源泉100%だけの入浴が辛くて耐えられない状態になった場合は思い切って、➀完全休養の中休みを取る、常連さんの難病を克服した人達と交流して、勉強の時間に当てる事も必須項目である。➁源泉50%だけにする。➂岩盤浴だけにすると言った中から選ぶことになる。
いずれにしても、病状に合わせた方法で、源泉100%入浴を1日何セットにするかを考えて、湯治スケジュールを立てることになる。
個人差もあるが、人は苦しいと、楽な方へと逃げたがる傾向が強い。湯治で痛いかゆい、苦しいといって100%の源泉を避けるようになると、一時的に、戻れなくなる。それを避けるためには、強い精神力で臨む。
毎回、必ず100%から入浴することを日課にする。たとえ3分でも1分でもである。そして徐々に源泉100%の入浴時間を延ばす事が、また可能になる。抗がん剤の痛みと比較したら苦痛ではないはずである。
抗がん剤使用中続く、劇薬の痛みは長いが、湯治の場合、源泉100%入浴中は痛くて苦しくても、浴槽から出れば、痛みが消える。入浴中の苦痛が大きければ、大きいほど、浴槽から出た時の苦痛から解放された時の爽快感は大きく感じられるのである。
玉川温泉は刺激が強くて痛い。温泉研究家の故阿部眞平氏によれば、痛みがあるうちは疾患部位があるという事であり、治れば、痛みもなくなるという。中には色々理由付けで湯治をやめてしまう人がいる。人生あきらめたらお仕舞いである。
医者は商売敵と言う観点から、温泉で治るわけがないと効能を否定する人が大半である。個人的には認めていても公的には認めないのである。医者でさえもが癌になると、密かに、お忍びと言う形で、海外研修旅行などと偽りつつ、身分を明かさずに湯治に励んでいる人も沢山おられるのが現実である。実際のところ、湯治仲間でも中々、身分を明かさない人が多く、何度か会話が出来て、快方に向かうか完治出来た方の中に、実は私は内科医だとか歯科医をやっていると言う人に出合う事があった。最初は半信半疑でやり方もバラバラの人が多く、時間がかかる。

※短期間で効果があった人はどのような方法をとったのか!

良いと云われる事は、全てやる。例えば、入浴は源泉100%に1日4回(1回=30分~40分で1日の合計が2時間以上で3時間以内)。岩盤浴は午前中1回と午後1回(1回=40分~1時間以内の1日の合計は2時間以内)。岩盤浴は大浴場の室内にある人工岩盤浴場と玉川温泉の地獄谷と云われる場所にある天然岩盤浴場がある。どちらも効果はある。外は天候に左右されるが気分転換には最高である。短時間集中型は確かに、効果が速く出る。体力を使うので、いかに睡眠の休憩を間に取り入れるかが重要な課題になる。岩盤浴は効果の高い場所が重要で、空いている場所選びに、気を配る必要がある。早朝の4時頃から動き出し、夜は10時には寝る必要がある。病気が治る時間帯は、睡眠の休憩時間帯である。興奮して眠れないと言うのでは効果は期待出来ない。込み合う時間帯を避けて、柔軟性を持って1日を過ごす。時間通りに行かなくても決めた事をする。出来なくてもストレスになら無い様にする。疲れたら寝る。3日から4日目毎に疲れが出るので休憩と睡眠を増やす。中間の休憩睡眠は1時間以内にする。起きれないので、目覚まし時計を使う。入浴は湿疹で痛みが出る3日から4日目が厳しい。忍耐力が必要です。

初心者は9日から14日をいかにクリアするかで決まる。初日は50%の源泉入浴を1から2回。2日目は源泉100%を2回+岩盤浴。3日目は源泉100%を3回から4回+岩盤浴という風に回数と入浴時間を増やして、体をいかに源泉100%になじませるかである。+コップ一杯の飲泉(水9源泉1の10倍希釈)は必須項目であるが、腎臓系の疾患の方は臓器の負担が大きいので飲泉は避ける。
湯治は数多く入浴回数を増やすことではない。1回の入浴の内容が濃ければ、後は気分転換と体力回復に当てるのが理想的である。早朝に1回(水分補給をしながら1時間入浴続行)。就寝前に1回(1時間)。日中は散歩や外の岩盤浴(大汗をかかない程度に40分以内)と出来るだけ睡眠時間を取る用に心がけてリラックスタイムで過ごす。

入浴は源泉100%では、汗が出たら、1度浴槽から出てクールダウンして熱を冷ます。又、汗が出るまで、小休止してから入浴するというのが理想的である。
入浴や岩盤浴は汗をかくので体力を消耗する。カルシュウム分が汗とともに消耗する。牛乳などで補強する。食事はしっかりと食べる。
玉川温泉は脂肪分を洗い流す作用があるので、極力、洗剤で体を洗うことは避ける。足のかかとは特に角質層が厚い方は、ひび割れしやすい。角質層は軽石などで手入れをしておこう。かかとだけは洗面台に用意されているクリームをすり込むと良い。なければ尿素入りクリームを用意すること。
頭から足の先まで毎日洗剤でごしごし洗うと、乾燥肌になりカサカサの粉が出る。湿疹もひどくなるので、入浴の刺激がひどくなる。洗剤の使用は控える事。通常はシャワーだけでよい。温泉の成分が脂肪分を洗い流してくれるのだ。特殊な温泉である事を忘れてはならない。

飲酒好きの方。アルコール類は水分を必要以上に体外に出そうとするので、控えめにする。玉川温泉は肝機能が活性化する傾向があるので、飲酒好きの人は体調がよくなったと勘違いをする。ついつい飲みすぎてしまうと、湯治終了後に帰宅してから。がっくりと疲れが出る傾向がある。
非日常の湯治終了をして、帰宅後は、1週間ほどかけて入浴も控えめが良い。温泉成分が体にしみ込んでいる。効果を持続させるためにも、緩やかに日常生活に戻したほうが良い。湯治期間が長いと、温泉臭が残っているのが気になるが柑橘系の香水などで爽やかさを保つように心掛ければ良い。特に接客業の方は匂いと湿疹肌が気になるかもしれない。お温泉湯治してきたと公言できれば良いが、難しい場面もある。見た目には、一種の皮膚病と勘違いされやすいのだ。特に飲食業の方や医療関係なども誤解されやすい。気苦労はあるが、難病と戦う覚悟がないと完治は厳しいのだ。

※ラジウム8500rad(ラド=吸収した放射線の総量の単位)による癌細胞への放射線の照射治療で1日5分間の照射で8日目から癌細胞が減少して行き15日目に消滅したという臨床実験データがある。(現在、医療用にはコバルト60という放射性物質が使用されている。ガンマ線を発してがん細胞を破壊するという。他には陽子線・重粒子線・中性子線なども応用されているが利用料が数百万円単位かかり高額な医療負担になっている)

玉川温泉の源泉周辺のラジウム放射線強度は低レベルの0.2~5μSv(マイクロシーベルト)前後であるがホルシミス効果がガン細胞を抑制する事がわかってきた。
(放射線のホルミシス効果というのは、アメリカのトーマス・D・ラッキー教授が、少しの放射線量だと「体の健康に役立つ」と提唱したのがきっかけで、各国で盛んに研究されるようになった。放射線照射が生物の成長・発育の促進、繁殖力の増進及び寿命の延長などの効果をもたらす。

可能性と効率から考慮すると最低でも15日間の湯治が必要とされる。ガン治療開始・初年度の一年目が勝負。病気の進行は待ってくれない、一年目にいかに集中して湯治期間を作り出せるのかにかかってくる。温泉研究家の阿部眞平氏も1か月間集中湯治が理想的であるという。
重症度によっては連続100日以上の湯治が必要になるが、どれだけ内容の濃い湯治計画でやるかによって決まる。湯治に来ても平然と朝から飲酒、夜も晩酌、食事はお酒のつまみを主力に貫く人が居る。観光地に遊びに来ているわけではない、天真爛漫で明るい湯治生活もよいが自分の好きなことを押し通して病気を乗り切れるのなら、こんな天国のような場所はないわけである。そういう人に限って、本当の天国からお迎えが来るのだから、それはそれぞれの人生である。
しかしながら暗くなるよりは明るく開き直る事で、食欲が出て、源泉100%にも1日の合計が1時間以上入浴をして通すことが出来る人も居るのだから、前向きに考えると病状が改善回復するのならば、破天荒な方法でも否定は出来ない。テンションを下げずに突っ走る事が出来るのは元気な証拠である。
大半の方々は湯治場では死ぬか生きるかの瀬戸際で過酷な闘病生活を繰り広げているのだということを忘れないでほしいのだ。

癌病や難病の場合。人生最大のピンチとして、非常事態宣言を自分に出せるのかでもある。成人病の主原因は生活習慣病であるといわれている。日常生活を改善できなければ、またもとの症状に戻る可能性もある。温泉湯治期間 湯治は日で湯治効果が一巡すると云われている。3日x3セット=9日。

病気は短期間では治らない西洋医学のように悪いところを全て切り取りました、痛みを止めました。これで一安心と言うほど簡単には行かないし、治った訳ではない。部分的に荒療治しても、そこから先が大変なのである。果物は腐りかけが一番おいしいというのがある。腐りかけた部位を取り除けば美味しく食べられるが、人間の細胞はそうはいかない。正常細胞に戻す、癌細胞を消滅させる。正常細胞が増殖して元気になるカラダ作りが必要である。

添加物のない食品。体に良い食べ物。良い運動。ストレスのない生活。良い睡眠。生活リズムを良くすれば基本的には病気にならない。

癌病は遺伝的なものにも左右されるが、プラス思考の良い習慣を維持できれば運は間違いなく好転するのである。小さなことに感謝をして、幸運を引き寄せる力が自分にあるという事を信じて前に進むだけでハッピーになれるのだ!

玉川温泉は湯治という方法で、カラダ全体をバランスよく治していこうとする。病気とは本来、良好な健康状態のカラダのバランスが崩れるので、病気になる。自然体に戻せば健康になれるのである。

自然環境を守らなければ玉川温泉は消滅する。私たちはともすると、自分が生身の人間であるのを忘れている時がある。人工的に便利に作られた建物、空調設備、乗り物、道具類、食品、娯楽用品、TV,ラジオ、着飾る為の衣類、化粧品、医薬品。

人間の優先順位が動植物を犠牲にし、昆虫類を害虫と称して殺虫剤などで駆除する。人間だけが地球の自然環境を破壊してでも、最高レベルの生活環境を追求し、最高レベルの文化水準と文明を限界を超えてまで突き進んでいる。早く気付けよ自分。


地球が壊れ始めている。アマゾンの森が消えかかっている。ジャングルや森林が無くなると空気が無くなる。海が汚染されると、飲み水が無くなる(私たちの出した生活排水は川に流れ海に入り、2000年の歳月を経て地球を一回りして飲料可能な地下水になるといわれている)。大気が汚染されると、食物が無くなる。
地球を再生して、もっと自然回帰しよう。立ち止まって、自然のエネルギーで健康体を取り戻そう。地球を守れば、我々も元気になる。




新玉川温泉ホテルの大浴場 左側が源泉100% 
入浴方法 最初に白湯(沸かしたお湯)をしゃがみ込んで、かけ湯として全身に浴びてから入浴します。いきなり湯船に駆け込むのはマナー的にもダメである。立ったままのかけ湯も周りに飛び跳ねるので、まわりも迷惑する。特に温度差が大きい冬場などは心臓を圧迫するので、浴槽にいきなり、入りこまない注意が必要である。血圧の高い方など倒れる事があります。


初心者の初日は源泉50%で身体慣らしをする。 初日は旅の疲れが出やすい。目に見えないストレスが身体にかかっている。特に病後の方や高齢の方は体力に自信がなければ、お昼頃到着の場合、昼食後、消化時間30分以上を取って軽めに入浴。入浴後は旅の疲れも出るので、横になって休む。


入浴も大事であるが、体力には個人差があるので、先に睡眠休息を優先させた方が良い場合もある。決して無理強いをしない。
温泉の泉質が強酸性である。胃液(ペーハー1.8~2)よりも濃い1.2という強酸性である。刺激が強すぎるので肌がチクチクする。入浴には体力消耗が伴うという事を念頭に行動する。


夕食予定時間を設定して、特に初日は夕食の2時間前に入浴して、軽く(20分位)休息睡眠をとる事。目覚まし時計を設定しないとついつい寝過ごしてしまう。レストランの営業時間(夕食は5時から8時30分迄が基本)と食事時間を考えて湯治計画を立てる。入浴・睡眠・食事はセットである。体調管理をしっかりとやる。


湯治は時間割を確実に計画しなければ効果が期待できない。入浴は思いのほか、体力を使う。無計画にダラダラと入浴時間も気が向いたら、入浴をするというのは一番良くない。

初日の入浴は基本は1回。洗髪・全身を良く石鹸で洗い流しておく事。体力的にゆとりがあれば入浴は2回~3回でも良い。食事の30分前と寝る1時間前に入浴するのが一番効果的である。空腹時と食事の直後の入浴は一番良くない。これを大原則に計画をすれば効果が期待できます。
入浴時間  基本的には5分入って5分休む。浴室に1時間滞在。実質の湯船に浸かっている時間の合計30分が目安である。浴場の温泉の湯気に浸っている事が重要。通常は15分入浴、数分休み、15分入浴を3セット。熟練者のベテランさんは休まずに連続で1時間以上、入浴をする人も中にはいます。習うより慣れろの原則で徐々にやります。汗が出たら浴槽から出て水分を補給して休む(数分)。又、汗が出るまで入浴するを繰り返すのが基本。汗が出ると温泉成分をカラダが吸収しなくなるのだ。カラダが暑くなると、冷ます機能が働くからです。

初日源泉50% 1回から2回が基本。初日はカラダが強酸性100%のお湯には慣れていない事で皮膚がダメージを受けやすいから、痛さがしみる。病後の皮膚も弱っているので刺激が強い。長旅の疲れで皮膚も疲れていると痛みを感じます。高年齢の方も皮膚を50%のお湯から徐々に慣れさせるという理由からである。
浴槽から出たら、かけ湯(白湯)を全身に浴びて、出るようにすると良い。温泉研究家の阿部眞平氏によると自然乾燥が良いというが特にデリケートな陰部だけはヒリヒリするので、念入りに洗う事が大事。
※自然乾燥の方が薬効成分が、より体に良いという理由である。浴槽のベンチで乾くのを待って、私も何度かやってみたが皮膚の弱い人は2日目からブツブツの湿疹がパラパラ出始める。何よりも夜中にカラダがかゆくなり熟睡できないなどの症状が出やすい。これは個人差があるので同じ症状が出るとは限らない。強酸性の玉川温泉に関しては源泉100%の場合は、やめた法が良い。通常の肌に優しい温泉のみ自然乾燥OKである。それは個人の自由です。

浴場の浴槽の種類は 基本的にはかけ湯(白湯)があり、源泉50%(ぬる湯・あつ湯)ジャグジー(50%泡風呂)源泉100%(ぬる湯)。寝湯(源泉50%)。サウナ打たせ湯(源泉50%)歩行湯(源泉50%)。浴室併設の人工岩盤浴露天風呂などがある。
玉川温泉には玉川温泉ホテル・新玉川温泉ホテル・湯治館そよ風3施設があるが、浴槽の種類は基本的には同じスタイルをとっている。源泉も国立公園内から湧き出ている為に同じ源泉から導入した泉質のもので、かけ流しのスタイルをとっている。

※厳密に言うと秋田県建設業協会の保養所もある。会員優先で一般の方も利用可能であるが5月1日から10月31日までの6ヶ月間のみ営業。保養所は冬季休業(11月1日から4月30日)がある。協会本部に予約。基本的に現地では当日予約はできない。設備も広く、料理も美味しいので、良いが部屋数が極端に少ないので宿泊は困難である。 ※源泉100%のお風呂は2人入ったらもう入れない程狭いのが難点である。ここは源泉50%風呂があれば充分と考えているのだ。浴槽を増設するスペースがないというのだ。源泉100%愛好家にはお薦めは出来ない宿である。


施設内容や料金は4施設ともほぼ同じである。2食付きで13000円前後が標準価格。相部屋のある玉川温泉旅館と湯治館 そよ風が2食付で10、000円前後である。設備の良さはそよ風が1番新しく。2番は新玉川である(シングル部屋が広い)。料理の工夫も1番がそよ風。2番が新玉川。3番が玉川保養所である。設備の古さと家庭料理のレベルで工夫がなく残念なのが玉川温泉旅館である。


玉川温泉ホテルのみ自炊湯治館がある。玉川温泉の弱点は自炊館で2009年前後でノロウイルス食中毒事故が発生して、毎年のように1か月の自主休業に追い込まれる事がたびたび、あった。私もその影響で、訳もわからず、5日目に追い出された事があった。元々、体調不良で湯治に来る客が多いのであるが、自炊館の場合は料理のバランスも時間も衛生面も自炊湯治者が自主管理をしなければならず、徹底管理はおろそかになるのだ。毎回、他の食事つき湯治者が被害をこうむる事になる。私の場合は、ゴールデンウイークの真っ最中であった為、20kmも離れた鹿角市の民宿に避難できたが、マイカーであった為、出来たが、他のお客は宿が取れずに強制的に帰途につかざるを得なかったのである。


各宿泊施設は基本的には朝と夜の食事付き(和・洋・中華のバイキングスタイル)。昼は各施設の食堂を利用する事になる。部屋に備え付けの熱湯が出る電子ポットのお湯でインスタントのレトルト食品を温めて昼食にすることも可能である。各個室での鍋釜持込での調理は禁止事項である。

温泉設備  50%の蒸し箱風呂と露天風呂が酸性泉の浴槽=(玉川・新玉川温泉ホテル)。丸桶湯(白湯)と有料の北投石+源泉ミストサウナ=(そよ風)。と少々個別の施設もある。源泉100%と源泉50%のお湯は全施設共通である。寝湯・頭浸湯・打たせ湯・歩行湯などがある。

2日目から は年齢と病気の種類によっては、体調と体力を考えて入浴時間を1日3回~4回を目安に設定する。屋外にある天然の岩盤浴(40分)も1日2回を目安に考えたい雨天の場合は、浴場内にある人工岩盤浴を利用する。玉川温泉の人工岩盤浴は源泉のお湯を直接循環させている為、天然に近い、かなり強烈な温度設定になっている。街中にある生ぬるい温度設定とは訳が違う。雨天の時は、是非お勧めである。

※人工の岩盤浴でのおしゃべりがうるさいとクレームがある。男女の浴槽は壁1枚で仕切られているので、ついつい話に夢中になりがちである。ゆっくりと寝たいとか孤独を楽しみたい人もいる。


スッポンポンの裸での人口岩盤利用はマナー違反である。Tシャツ上下か持参のバスタオルを2枚用意しよう。ホテル支給のモノは岩盤浴着以外は基本的には持ち込み使用禁止となっている。

入浴時間の時間割を計画的にまとめておく、数をこなすにはかなりきついかもしれない、基本的な考え方として、入浴したら休息をとる・食事をとったら消化時間の休息をとる

入浴と入浴の間は1時間以上あける岩盤浴も必須項目で、 入浴と同じ考え方として、次の行動に移るのに1時間はあける事(入浴と岩盤浴)。食事をしたら少なくとも30分は動かない事。食後即入浴や岩盤浴は良くない。腸内の異常発酵作用や血流が増加するので、とてもエネルギーを使います。心臓に負荷がかかります。疲れやすい人は特に注意。岩盤浴場で食事をしている人がいますが水分以外は良くありません。体調や症状に合わせて自分に合った入浴・岩盤浴方法を何度かやってみると良いでしょう。食前の入浴は30分前が最も効果的です。

※数多く入浴することではなく、温泉の薬効成分を効率良くカラダに浸透させるにはどうするかを良く考える事。皮膚から吸収するには、カラダが疲れきっていてはダメである。脳も疲れていてはいけない。睡眠休息が程良く出来る事である。食事の消化吸収能力にも個人差があります。時間の間の取り方は重要です。胃癌の方達の多くの共通点は早食いで良く噛まずに飲み込む。食後じっとしている事が出来ない等の傾向があります。
入浴も間を置かないと、熱が身体にこもり、湯疲れ、高熱や湯治疲労で体調不良になったりする、湯あたり現象が出やすくなる。
注意 2時間以上も湯船に浸かっているツワモノがいるが、熱が身体にこもると(特に脳が熱でマヒする)全身の皮膚呼吸も体温調整も狂う。半身浴をやったりで温度調整が出来る人は可能ですがお薦めできません。脱水症状で水分補給も必要。体力も奪われる。ぬる湯である為、半身浴などで温度調整しながらやる人もいますが、熱はなくても、目まいや失神など滅茶苦茶な入浴方法で救急車で病院送りになった者もいる。病気療養中の人は温度感覚が麻痺したり、病気の目まいと、湯あたりの目まいとの違いがわからない場合があるので気を付けなければならない。温泉に常駐の看護師さんに時どき相談すると良いでしょう。


※基本的に看護師さんは決まり文句の入浴は5分入って5分休む。絶対無理しないでくださいと言う。玉川温泉の全施設ともに安全指導しかしてくれない。入浴禁止事項が多いのは、癌や難病が治りますなどと過度な宣伝が出来ないからだ。手遅れの人が来ても対応もできないのだ。責任は利用者個人にあるのだ。だから、自分の体調に合わせて、入浴時間割表を作る必要があるのだ。

入浴は温熱効果と水圧が身体に負荷としてかかり、血流量が増える。心臓にも負担になる。心拍数も上がり、リンパ液や体内ホルモンの流れが刺激されて走った状態に近い運動量になる。血圧の高い方は、無理をしない事。

入浴時間を頑張り過ぎて、寝不足にならないこと、熱いお湯と入浴水圧の負荷を少なくするなど入浴回数や入浴時間も工夫が必要である。

飲泉方法 飲泉も、入浴ごとにやる。基本は源泉を10倍に薄めて、一日に数回に分けて、合計でコップ1杯程度までとします。飲泉はお腹の状態に合わせて、飲みすぎない事。希釈濃度が濃いと歯のエナメル質を溶かす。水で良くウガイをすると良い。
コップに先に水を9割入れて、最後に源泉1割を注ぎ、4分の一程、ゆっくりと飲み込むのが基本。8割の水に2割の源泉でも良い。
入浴回数4回の方は4回で100ccになる。お腹の弱い人や下る人は食後に飲むとか、量も50cc程度にする事が必要である。

便通が促進される 玉川温泉入浴・飲泉効果は歯ぐきが引き締まって、湯治期間は、なぜかグラつきが少なくなる。温泉の薬効成分がお腹を刺激して、排便を柔らかくします。個人差がありますが2~3日で毎回=朝・昼・晩+アルファで排便が促進されます。普段、便秘の人は、最初は驚きます。宿便は病気のもとです。食前に飲んで下る方は食後に飲むとかの工夫が必要です。各施設に常駐の看護師さんに相談してください。

温泉の皮ふ浸透刺激と温熱効果と飲泉吸収によるデトックス(解毒=体毒出し)効果です。体調が良くなり、改善されるとトイレの回数が増えます。柔らかく、下る場合は、注意が必要です。飲泉の量を減らすか、うがい程度にしたりして調整します。

食事は野菜を中心に しっかりと食べてください。湯治期間は野菜を中心にすると、うすい緑色の排便になります。普段でも自宅などで、赤とか黒っぽい場合は正常ではありません。病気は色で判断できます。新陳代謝が改善されていないという事で判断できます。体調の維持には色のチェックが大事です。


尿も透明に近い程良いということになります。泡が出る場合で30秒ほどで消えない場合は糖尿の疑いもあります。ビタミン剤とか薬の影響の場合は黄色くなったりするので、色の判断材料にはなりませんが赤や茶色は病気の傾向があります。

入浴回数の時間割と入浴時間の工夫。 (浴場の営業時間は3施設とも基本的にはほぼ同じである。夜12時から午前3時頃までは浴場の掃除の時間となっている。)

入浴の標準的な参考例 あげるとすれば、朝5時に①入浴 6時頃出て少々休息30分7時に朝食バイキングは8時までに終える。各施設ともに朝食は午前7時から9時頃までが営業時間である。

10時頃①天然岩盤浴。ホテルに戻って浴場で軽く15分位シャワーで汗を流す。源泉100%に短時間入っても良い。

30分位睡眠12時30分には昼食の時間。午後1時30分までに終える。ゆっくりと過ごす。睡眠も大事。午後2時30分に②天然岩盤浴行き(40分)。浴場へシャワーと軽く入浴でも良い。30分睡眠午後5時から午後6時まで②入浴30分睡眠
午後7時頃夕食バイキング午後8時30分までに終了。(3施設とも夕食の営業時間は午後5時頃より午後8時30分まで。)
午後9時30分から10時30分まで③入浴11時頃就寝
意外と入浴・休息・食事・休息・岩盤浴・休息と数をこなすのに時間が埋まってしまうほど実は忙しいという事がお分かりになる事でしょう。食事が2時間かかる方は、それなりの時間割が必要である。

入浴時間の過ごし方。 一つの参考例としてはサウナで5分以上、皮膚の毛穴を開く蒸気がイスの間から出ていることも、熱くなったイスで、男性は玉袋をやけどをする事がある。ヤケドが湯治を苦痛にする場合もある。低温ミストサウナは特に問題はないが、高温サウナから100%源泉に、そのまま移動すると皮膚刺激が強すぎて、痛みが大きくなる。間をあけて入浴する方が良い。源泉に近い玉川温泉(旅館)のサウナはラジウム濃度が高いので効果が期待できる。※サウナは通常の入浴とは別メニュ-でやるようにしよう。

3日目以降、痛くて100%には入れなくなったら、50%にその分長く入浴する事。汗をかき手足が白くふやけて来たら、皮膚の保水効果が満タンである。適当に休憩を挟むと良い。冬場は風邪を引かないように注意をする。半身浴も取り入れて休むとか、のぼせないように、途中で水分補給も必ずやる事。

男女ともに陰部が湯ただれを起こしやすい。源泉100%の刺激が強すぎて湯ただれを起こす事があります。赤くはれ上がり、かさぶたになる事もあります。引っかいて血が出たりもします。玉川温泉は殺菌性が強いので、化膿することはほとんどありません。
一般的に女性の方が刺激などの耐性力が強く、1時間入浴は平気と言う方が多く見受けられ、生命力も強い。男性は耐性がないので、刺激に弱く忍耐力も生命力も女性に劣る。

ブツブツが出る湿疹と陰部の痛みで、特に男性の初心者は驚いてホテル常駐の看護師さんに相談したりしますが、これは時々起る湯ただれ現象です。火傷の薬を塗ると効果的ですが、アレルギー反応の薬かぶれで赤く腫れ上がる事もあります。塗り薬の使用には注意が必要です。通常の湿疹状態でしたらはベビーパウダーをつける位で大丈夫です。長時間入るタイプの男性陣は睾丸がやけどを起こす傾向があるが、泌尿器系(膀胱・腎臓・前立腺・尿路疾患)などが悪い場合は特に睾丸周りに湿疹ブツブツが発生し易く痛い。

入浴回数と個人差にもよりますが3日以上、湯治をすると腕や首回り、胸やお腹などに、湿疹状のニキビ状のブツブツが出るようになります。体質によって、まったく出ないという方もおります。

温泉研究家の阿部眞平氏によると、体の毒素が出る通り道であり内臓疾患の部位周辺に出るという。これが出なければ、湯治の意味がないなどと言っております。出る場所によって、どこが悪いのかが判断できるとも言っております。カラダの疾患部分をツボの様に薬効成分が刺激して治す働をする。
阿部氏の本によると入浴後は薬効成分を持続させる為にカラダについた源泉をふき取らずに、自然乾燥させてから着替えて浴場を出ると良いと記述しています。私も初期のころ1度、1週間ほど試しましたが、肌の弱い私には、2日目からブツブツが出て、夜は、かゆくて眠れないなど大変でした。対策としては、ベビ-パウダーをすり込む。酸性の温泉水を100cc程のペットボトルに用意しておいてすり込むことで解決。これも個人差がある。※阿部氏は源泉50%時代の人で、源泉100%の現在は洗い流さなければ痒くなり湿疹がひどくなるだけである。
ブツブツのかさぶたの大きさで判断、病状により米粒大から癌細胞の方は1センチ位~2センチ大と出方が様々。まれに顔や頭にかさぶたが出る方がいます。湯治期間が長い方は病状の回復に伴ってブツブツが減少して行きます。癌の症状が重い方は噴火の様な穴があいて見えるオデキが出たり、そこから膿が出る事があります。驚きの連続の温泉です。

ベビーパウダーなどを用意しておくとよいでしょう。夜中にカユミも出たりしますので、ベビーパウダーを付けるとかゆみが収まる効果があります。刺激療法的には何も付けないほうがよいという方もいます。とにかく湯治期間中は忍耐のみというかたもいます。3日以上の長期湯治者は入浴前に陰部に火傷の軟膏をすり込んでおく事も必要であるがアレルギー体質の人は赤く腫れたりするので医薬品の注意書きを良く読んで使用する事も必要。特に長時間入浴の男性の陰部の睾丸が必ずやけど状態になり、後半の入浴が困難になる。睾丸保護対策をする事。


≪注意≫お風呂上りにスキンローションを塗る事でブツブツが出なくなる効果が報告されていますが、せっかくの毒素を排出して強酸性の温泉有効成分を皮膚浸透にて取り込む作用の出入り口の扉が皮膚に出来るのをふさぐと言う事になります。湯治効果が半減してしまいますので玉川温泉で湯治すること自体の意味合いがなくなるので私は大反対です。

源泉100%に入浴5分から15分痛くて、100%に入るのが出来なくなったら、源泉50%を中心に入浴毎回入るのは寝湯5分以上で頭の病気や脳梗塞の防止や毛髪の刺激で育毛・白髪を黒くする効果が期待できる。完全に頭皮を湯船に浸す事目に入ると猛烈にしみるので、注意が必要です。浴槽から出るときに、タオルで頭をふきあげる事。
※抗がん剤で頭髪がなくなったご婦人も100%の源泉を頭に入浴ごとにすり込んで、1か月で黒髪がよみがえった例も多々報告されております。

身体にこもり過ぎた熱で湯あたりしないように浴槽から出て小休止のクールダウン(熱さまし)を時々行います。汗がヒタイからジンわりと出たら休む目安です。刺激が強くて痛いので入浴困難な場合は浴室滞在時間を粘ることは必要である。1時間くらいは頑張る事。実質入浴時間は30分でも良い。蒸気を吸っているわけなので効果がある。サウナ(源泉50%)を利用したり併設の人口岩盤浴も利用しよう。
足が水虫の人はザックリと皮膚が割れて骨が見えるのではないかという位になる事があります、驚く人がいますが皮膚の奥深くまで薬効成分が浸透して治してくれます。特に薬を付ける必要はありません。足を清潔に保てば湯治終了後急速に治ります。湯治終了後も源泉100%液をすり込むことで、水虫防止が出来ます。


足のかかとがひび割れ状態になります。かかとは固い皮質で覆われており、ふやけてきます。軽石で早めに手入れをして削っておきます。脂肪分が強酸性のお湯で奪われる事でざっくりとひび割れします。洗面台にかかとクリームが用意されている場合はそれを毎回すり込んで使用。これも3日以上の入浴者の症状です。1日や3日以内の宿泊の方は大丈夫です。
※玉川温泉の泉質が脂肪分を洗い流しますので、毎回洗剤で体を洗うと湿疹がひどくなったり、肌が乾燥状態になるため痒みが出ることがあります。上がり湯だけで洗剤は控えましょう。特に入浴回数(1回30分以上で1日4回が標準)の人や長時間入浴(1回=30分以上)の人は注意が必要です。
※難病の方で長期滞在(2週間以上の滞在で1日4回入浴=4時間位と岩盤浴2回=2時間以内)を続けることができれば、湿疹がオデキ状になったり、足の指間が割れて,膿が出る現象が出る事で毒素が排出されて、そこから急速に病状が改善・快復するというのが末期の重症患者達の共通意見ですが、痒みと痛みの湯治期間をどのように乗り切ることができるかです。難病は楽して治せないのが現実です。

自分の気持ちが生活習慣病が重病化するのを防ぐ。
シンプルなバランスの取れた生活が解決してくれる。
難病になった場合は湯治期間や日常をストレスをためずに自分を心から解放する。農薬の少ない有機野菜や添加物のない食品を選ぶ。食事は量よりも種類を多くしてバランスをとる。食事は楽しくいただく。空気の良いシンプルな環境を意識して生活する。マイナスな言葉や他人の悪口は言わない。1日をプラス思考で過ごす。歩く。体の筋肉を柔軟性を維持して体を柔らかくする。軽い運動を毎日やる。日常に笑う習慣を持つ。今日も楽しく生きている自分に感謝する。周りにも常にありがとうと感謝をする習慣が病気を治す。泣きたいときは我慢をしない。自分一人で頑張らない。共に頑張る仲間を持つ。病気を治すのは良い習慣である。家から外に出て太陽を浴びる。外に出て動く。植物に接する。会話をする。一日一歩良いことをする。未来は明るいと信じる。


打たせ湯
源泉50%のお湯が頭の上の高さから落下しています。必ずタオルを当てて、肩・背中・腰・太もも・足と云う風に3分間隔で打たせ湯をします。
皮膚の弱い方は、ブツブツの出るのが早く増加します。お湯の落下圧力がかかっていますので皮膚浸透力が強烈です。打たせる部分には、必ずタオルを当てて、背面を中心に行う事です。

《危険・特に高血圧や心臓病の方は出来ません》
カラダの正面のノドからお腹のヘソの下までと内股の静脈までは絶対に打たせてはいけない。一見気持ちの良い刺激で気持ちが良いと感じますが忠告を無視して、倒れる方のほとんどが身体の正面に当てた方達との報告があります。温泉研究家の阿部眞平氏によると心臓が悪い人と高血圧の人は午後3時45分から午後5時45分までは入浴しない方が良としている。一日のうちで一番体温が高くなり血圧が高くなる時間帯であるからという。

のぼせで目まい・頭痛・食欲不振・体調不良など出る事がありますが、病状が好転する時に好転作用とか復元作用と云って一時的に以前の症状が出る事がある。その辺の判断が難しい。いずれにしても、調子が良かったり、不調になったりを何度か繰り返しながら湯治期間が過ぎる。湯治日記をつけて回復改善の記録を取ることがとても大事である。ホテルに常駐の看護師さんの意見も参考にすると良いでしょう。湯治期間が終えたら定期的に医療機関で検診を受けて成果を確認してください。



玉川温泉の効用
遠赤外線効果・強酸性温泉の皮ふ浸透効果。マイナスイオン・イオウ成分・740mの高山の気圧・強酸性の源泉の霧も森林浴の効果も微量のラジウムも効果を発揮している。ラドンは放射性の気体で,ラジウムが崩壊するときに放出される。ラジウムは体内に入ると骨などに沈着し,β線とγ線の他に,α線を放射し続ける。ラドンは空気とともに肺に入る。皮膚からも吸収される。そして空気と一緒に排出される。ラドンが放出するα線が水分子をイオン化し,この時生じた過酸化物などが細胞や組織に作用して,器官の働きを活発にするといわれている。ラドンが体内に残ったとしても,半減期が長くても4日と短い。一カ月もすれば消滅する。




ラジウムの効能は気管支喘息、 高血圧症、変形性関節症、糖尿病、慢性関節リウマチ、神経症、腰痛、慢性胃炎、動脈硬化症に及ぶ。玉川温泉の源泉は強酸性㏗(ペーハー)1.2で温度が98度であるが沢水を加えて温度を下げると源泉50%のお風呂になる。(※胃液はpH1.8〜2.0である。お湯自体は強酸性ではあるが、あくまでも入浴できるお湯の成分である為、何時間入浴してもカラダが解けるという事はない。)※実は源泉100%の浴槽は平成3年まではなかったという。理由は電気がまだ引かれていないランプの湯治場であったこと。電気は玉川ダムが出来てから、平成4年(1992年)から本格的に通電したという。熱交換方式で38度前後のヌル湯を実現できたからである。それも、50%よりは、より強烈な効き目があるだろうと言う発想から生まれたという。歴史的には源泉100%の浴槽は平成23年現在で20年ほどである。この20年間が玉川温泉を劇的に変えたといえる。癌など難病が、より短期間で改善回復することになったと考えられる。当然の事ながら、刺激が強いため、お湯ただれの湿疹かぶれ現象も強烈に皮膚に出現。温泉湯治療法で癌を治したいのなら、癌を治した、湯治のベテランさんから助言を受けながら入浴のコツを早く習得する必要がある。

玉川温泉湯治支援センター
玉川温泉湯治岩盤浴研究会

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